看護師募集意識改革!『求人広告』考

2008/09/16
第4回 看護師募集意識改革!『求人広告』考:求人情報誌、見開き2ページの有効活用
テキックス21株式会社人事コンサルタント
近大姫路大学教授

石田秀朗

求人情報誌の役割って?

 みなさんは、求人情報誌に自院を掲載する際、「病院の情報をたくさん盛り込まなければ……」と思っていませんか? 求人情報誌はたいてい見開き2ページです。そのスペースだけで病院を理解してもらうことは難しいですよね。

 ところで、みなさんは新聞をどのように読み進めますか? 多くの人は1面をさ~っと読んでだいたいの情報を得て、興味をもった記事があれば、ページをめくってその関連記事へと読み進めます。いろいろな記事があるなかで目を引くのは、やはり大きな字でインパクトのあるキャッチコピーですね。

 そこで提案するのは、求人情報誌も新聞の1面だととらえることです。新聞で言えば、〈関連記事〉となる自院のプロモーションメディアに引き込むためのトップツールです。今はインターネットが普及している情報社会です。初めから「この病院の情報が知りたい」という目的であれば、わざわざ求人情報誌をめくることなく、その病院のホームページを直接見に行きます(だからこそ、ホームページの看護師募集ページを充実せる必要があるのですが)。求人情報誌をパラパラめくっている人は、良い病院を漠然と探している人だと考えてください。そんな人の心をつかんで、「ここの病院、何だか良いかも?」と思わせることが求人情報誌の役割です。

 「何だか良いかも?」でいいのです。「良いに違いない!」と確信をもってほしいと思うがあまり、たくさんの情報を盛り込もうとすると、その情報が抽象化されて、他の病院とも差別化されにくくなるのです。結果として、せっかく良い情報であっても読んでもらえないという羽目に陥るかもしれません。

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